Column

2026/04/10 21:32

劣化ではなく、変化する素材を選んでいます。時を重ねるほどに味わいが増し、いつかアンティークベアと呼ばれる日まで、ともに育つ一体に。そのために、素材も工程も、ひとつひとつ選んでいます。

モヘア|Schulte Mohair, Germany
テディベア発祥の地ドイツ、シュタイフ・シュルテ社のモヘアを使用しています。上質なモヘアは、触れるたびにやわらかく、長く使うほどに味わいが増します。

グラスアイ|Glass Eyes, Germany
ドイツのガラス職人が手がけたグラスアイを使用しています。光の当たり方によって表情が変わる、生き生きとした瞳です。

刺繍糸|Anchor Pearl Cotton, Germany
鼻と口の刺繍には、ドイツ製のAnchorパールコットンを使用しています。刺繍前に糸へノーズワックスを塗ることで、しっとりとしたマットな質感に仕上がります。

縫い糸|Gütermann, Germany
ドイツGütermann社の縫い糸を使用しています。ベア作りに最適な強度を持ち、長くご使用いただいても縫い目がしっかり保たれます。

わた|日本製
シート状のわたは、場所によって詰め方を変えられます。形をしっかりキープしたいところには固く、ふんわりさせたいところにはやわらかく。日本製の、信頼できる品質です。

ジョイント(関節)|Hardboard Disk Joint
首・手・足はすべて動かせる設計です。ウェイトベアは重さがあるため、通常のピンではなくボルトとナットで締めています。やわらかな見た目からは想像できないほど丈夫な作りです。

ご注文をいただいてから、おひとつずつ作りはじめます。パターンを写し、モヘアをカットし、パーツを縫い合わせ、足裏に刺繍を入れます。
体重に合わせておもりの配分を決め、おもり袋に詰め、綿で包みます。抱いたときに感じるのは、おもりではなく、綿のやわらかさ。まるで赤ちゃんを抱っこしているように。
ジョイントで組み立て、耳を仮止めして目・鼻・口を作ります。最後の1gを調整しながら、背中を閉じて完成です。

テディベアの本場、ドイツの素材と日本の手仕事。耐久性はもちろん、経年変化も楽しめる。この組み合わせにたどり着いたのは、長く大切にしていただきたいという気持ちからです。

with love, Hug Beally

Hug Beally