Column
2026/04/18 11:00
生まれたときと同じ体重で仕立てる、ウェイトベア。
抱いた瞬間、みなさん、少し驚かれます。
——重い、と。
けれど両手で抱きしめると、
からだが、ゆっくり揺れはじめます。
赤ちゃんを抱いていた、あの日のように。
中学からの親友が出産したとき、
「生まれた赤ちゃんと同じ体重のベアを作ってほしい」と頼まれました。
できるかどうかという不安よりも、
喜んでほしいという気持ちが、自然と先に立ちました。
完成したベアを抱きしめたご家族の笑顔。
その光景が、今も心に残っています。
それが、Hug Beallyのはじまりです。
娘の結婚式で、ドレスを仕立てました。
半年かけて、一針ずつ向き合った時間でした。
式の日、ドレスを着た娘の笑顔を見たとき、
もう一度、ウェイトベアを作りたいと思いました。
誰かの喜びのために作ること。
その気持ちが、もう一度動き出しました。
今度は娘とふたりで、はじめたHug Beallyです。
ご注文をいただくたびに、
その方の物語が見えてきます。
花束贈呈の贈り物として選ばれる方。
お孫さんの誕生ごとに贈られるおばあさま。
大切な仲間と、誕生を祝う方々。
おひとりおひとりに、理由があります。
その想いを、ベアに込めて仕立てています。
あの日の重みを、腕に感じるたびに、
大切な人への想いが、よみがえりますように。
月に三体だけ、仕立てています。
あなただけの一体を、お届けします。
with love, Hug Beally
