Column
2026/04/18 10:45
永く残る理由
このベアが永くそばに残り続ける理由は、
素材の選び方にあります。
劣化していくものではなく、
時間とともに表情が深まっていく素材だけを選んでいます。
モヘア|Schulte Mohair, Germany
触れるたびにやわらかさが増し、
使うほどに風合いが育っていく素材です。
時間を重ねることで、少しずつ表情が変わっていきます。
グラスアイ|Glass Eyes, Germany
光の入り方によって、見え方がわずかに変化します。
静かでありながら、生きたような表情を持ち続けます。
刺繍糸|Anchor Pearl Cotton, Germany
しっとりとした質感を持ち、
時間が経っても色や形が安定しやすい糸です。
刺繍の表情が、永く保たれるように選んでいます。
縫い糸|Gütermann, Germany
強度としなやかさのバランスに優れ、
長く使用しても縫い目が安定しやすい糸です。
見えない部分ほど、耐久性を大切にしています。
わた|日本製
場所によって詰め方を変えられるため、
形を保つ部分とやわらかさを出す部分を調整できます。
時間が経っても、全体のバランスが崩れにくい素材です。
ジョイント(関節)|Hardboard Disk Joint
動かすための構造でありながら、
長く使ってもゆるみにくい強度を持っています。
日常の中で触れられることを前提に設計しています。
仕立てについて
ご注文をいただいてから、すべて手作業で仕立てます。
パターンを写し、モヘアを裁ち、縫い合わせ、
足裏に刺繍を入れます。
体重に合わせておもりを分け、
綿とともに丁寧に包み込みます。
抱いたときに感じるのは重さではなく、やわらかさです。
その感覚が、記憶として残るように仕立てています。
ジョイントで組み立て、表情を整え、
最後にわずかな調整を重ねて完成します。
素材の選び方について
テディベアの本場ドイツの素材と、日本の手仕事。
どちらも「永く残ること」を前提に選んでいます。
見た目の美しさだけでなく、
時間とともにどう変わるかまで考えて組み合わせています。
制作の様子
制作の詳細はコラムでご紹介しています。
制作の10日間 前編 Behind the Bear
